タイトル:会社は大きくせず、1人で経営しなさい
著者:山本 憲明
出版社:明日香出版社
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この本は、「会社はあえて1人で経営するべきだ」というビジネスモデルを提案しています。
実際に著者の山本憲明さんも、税理士として1人で経営をされています。
これから起業を考えている方にとっては、ビジネスの設計段階でぜひ読んでおきたい一冊。
最初から組織を大きくしてしまうと、人件費や設備投資といった固定費がかさみ、リスクも大きくなります。
もちろん、人手が多いに越したことはありません。
ただし、経営が苦しくなってもその固定費は変わらずのしかかるため、安定的な運営が難しくなる場合も。
さらに、一度大きくした組織を縮小するには、時間もお金も労力もかかるのです(経験談)。
その点、一人会社なら、固定費を最小限に抑えながらフットワーク軽く経営ができる。
不測の事態にも柔軟に対応できるというのが、大きな強みです。
今では、AIや便利なデジタルツールの進化により、人に頼らずにできることが格段に増えています。
私自身も、以前は人にお願いしていた作業をChatGPTに任せるようになり、数秒で済むようになりました。
これを機に、まだAIツールを導入していない場合は、是非、導入されることを強くお勧めします。
さらに、人に修正を頼むと気を遣う場面もありますが、ChatGPTなら、何度でも快く修正してくれる。
もはや、「ChatGPTなくして仕事は回らない」 と言っても過言ではないほど、日々の業務に不可欠な存在です。
これから起業する方だけでなく、現状の組織体制に疑問を感じている経営者にとっても、ヒントの詰まった一冊です。