タイトル:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
著者:グレッグ・マキューン
出版社:かんき出版
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本書を読み、実践すれば、自分にとって、不要なこと(もの)を手放し、仕事だけでなくプライベートを含め、あらゆることをシンプルに整え、本当に必要なことだけを自ら選び取る力が身につきます。
この本を、最初に読んだのは、初版出版時(2014年)で、「99%の無駄を捨て1%に集中する方法」に惹かれました。
私は、数年前から、ミニマリストを目指しており、できるだけ、モノを減らしたいがため、本書を、一度手放しました。
しかしながら、書店で、たまたま手に取ったところ、やはり自分にとって必要な内容だと思い、再度、購入しました。
著者が提案するテクニックは、非常にシンプルで、取り入れやすいのが特徴です。
例えば、時間術の本で、「朝4時に起きる」というテクニックは、ライフサイクルが夜型だと、真似するのは、現実的ではありません。
仕事が午後からの人が、朝4時に起きたら、睡眠時間がなくなってしまいます。
反面、エッセンシャル思考は、あくまでも思考法なので、どんなライフサイクルであっても、取り入れることが可能です。
しかも、非常にシンプルな考え方なので、日々の生活に反映しやすいのが特徴です。
以下は、私が実践していることの例です。
90点ルール: 90点以上ならYES、90点未満ならNO
飲み会に誘われたとき、参加したい気持ちが90点未満なら参加する、90点以下なら、お断りする。
当然、単純に切り捨てることができないこともあります。
それでも、できる限り、自分の基準で選択し、物事をシンプルに整え続けていると、1つ1つは最小限の進歩でも、積み重なって、10年前より生きやすくなったと、自信をもって言えます。
自分のやりたいことが出来ていないと感じている方に、おすすめしたい1冊です。