タイトル:明日やろうは、バカやろう
著者:白澤卓二
出版社:飛鳥新社
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著者の白澤卓二先生は、健康長寿を目指すクリニックを運営されている医師です。
本書では、身近な食材を定期的に摂取することで認知症を予防できる、という具体的な方法が紹介されています。
ここがおもしろかった!
鯖缶、りんご、味噌、緑茶など、普段スーパーで買える食材ばかりが登場します。
「明日やろう」ではなく、読んだその日からすぐに始められる点が魅力的でした。
また、すべてを毎日取り入れる必要はなく、緑茶やコーヒーのように無理なく続けられるものを取り入れれば十分。
神経質になりすぎず「一つでも取り入れられたら上出来」という考え方が印象的でした。
読んで感じたこと
- 健康を目指して心が疲れてしまっては意味がない
- 食事は未来の自分を守るもの
- 「調子がいい」と感じられる食材こそ、自分の体に合っている
特に「日頃の食事が未来を作る」というメッセージは強く響きました。
気づきと学び
- 無理な制限ではなく「少しずつ見直す」程度が続けやすい
- 腸内環境を整える生活をしていたら、感染症の症状が軽かった、という体験談も紹介されていて説得力がある
- 薬や特別なサプリではなく、日常の食事こそが土台になる
「健康な未来を望むなら、今日から始めてみる」という、このシンプルな提案が本書の核だと感じました。
こんな人におすすめ
- 認知症予防に関心がある人
- 健康長寿を目指している人
- 食生活を少しでも改善したいと思っている人
健康を意識する第一歩を踏み出したい人に読んでほしい一冊です。
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