個人的な感想

感想:『400kg捨てたら人生まるごと片付いた』

タイトル:『400kg捨てたら人生まるごと片付いた』
著者:ぴょり
出版社:扶桑社

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整理整頓は、一般的な正解に合わせるものではなく、自分が選びたい生き方・価値観を前提に進めるべきだと実感した一冊。

例えば、本を読んだら処分するのが「当たり前」という人もいるが、家で本を読む時間そのものが生活の一部になっている人にとっては、むしろ本を手放す方がストレスになる。
整理整頓が原因で、“自分の好き”を失うのは、本末転倒。

最終目的は、より生きやすくなること。
自分が本当にしたいことに集中するための手段が、片づけである。

本書では、著者の自宅の間取り、使っている収納家具、キッチンや浴室などのエリア別実例が、カラー写真で豊富に掲載されている。具体的でイメージしやすく、「これなら自分にも合うかも」と思える方法が見つかりやすい。

後半では、著者自身の経験をもとにした実家の片づけ問題についての話もある。
まずは自分の生活を整えることが大前提だが、いつか向き合うことになる実家の片づけについて、ざっくりでも考え方を持っておくことの重要性を感じた。

日常の片づけに悩む人に読んでほしい一冊です。

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